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アゼルバイジャンよりグルジアを経てトルコに入国。
グルジアからトルコに入ったときに、
やっと旧ソビエト連邦から抜け出した
という実感があった。
一言で表すのは難しいが、
旧ソビエト圏の国々は共通の雰囲気があるのだ。
多くの旅人がそれを感じているだろう。とにかく、
トルコに入った瞬間、
それまで何か肩に乗っていた重いものが
降りたような感覚があった。
国境の入国管理官からは僕のパスポートを見た際に
「WELCOME to TURKEY!」と笑顔で言われた。
これまでの旧ソ諸国とはえらい違いだ。
何か晴れ晴れした気持ちになった。
長距離バスの旅はさらにイスタンブールを目指してつづく。
黒海沿いの幹線をひた走る。

トルコに入ってすぐに気づいたのは、
道の違いだ。アゼルバイジャン、
グルジアは幹線であっても都市から
少し出るともうガタガタの整備されていないほこりっぽい道になる。
トルコのバス会社の立派なバスに乗っていてもずっと
未整備の道を走る際の揺れに悩まされるのだ。
しかしトルコに入ったときから、
しっかりアスファルトで舗装された
幹線がつづくので、ようやく先進国に来た!
という、マイナー所を好んで行く旅人としては
複雑だがほっとした気持ちになった。
それまでの疲れもあり、
外の風景を心行くまで楽しんだわけではないが、
バスの窓から見渡すトルコの海岸沿いの風景は明るくて、
気持ちを高揚させるものだった。
最近はトルコと近隣国をつなぐ
空の便も価格競争によって非常に安く
なっており、うまくチケットを購入すれば
バスの値段とほとんど変わらないという状況になっている。
しかし、トルコに入ってからもなお目的地のイスタンブール
まで一日近くを要するという、
トルコの大きさを実感できるという点で
バスの旅は一興ではある。
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