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エフェソスはとても壮大な遺跡だ。
2000年以上もの歴史があり、
ローマ帝国時代にも数々の
歴史上の出来事の舞台となった地である。
聖書の中でも、使徒パウロが
活動した場所として名前が出ている。
ここにいると、古代のエフェソス人たちが
ここで演劇を鑑賞したり、
公衆浴場で汗を流しながら友達としゃべったり、
神殿でアルテミスに崇拝を
していたりした姿を想像できる。
面白いのは便所で、横一列
の狭い間隔で穴が空いている。
隣の人との壁も何もなく、
今ではありえないと感じるが、
当時としては普通だったのだろう。
そして何より下水道完備で
水洗便所だというのが凄いところだ。
未だに水洗でない地域も日本にはあるというのに、
エフェソスを含めローマ帝国時代には
もう水洗トイレがあったのだから。
ほんとうに、この遺跡を完璧に修復したら
今でも人が普通に住める都市になるだろう。
そして、彫刻関係もすばらしい。
美術的にとても優れていると、素人目にも分かる。
こんな都市を作り上げてしまうなんて、
2千年前の人たちはなんと建築力
と発想力に優れていたのだろう。
エフェソスは少し駆け足で見て周って
所要時間は3時間ほどだった。
日が暮れる前に、近くの山の上にあるシリンジェ村にも
行く予定なので惜しみ惜しみ遺跡を後にした。
シリンジェ村とエフェソスの間には
セルチュクという小さな町がある。
エフェソスを訪れる個人旅行者はここを基点にするのだ。
ここのエフェソス博物館を見学した後、
町のロカンタでエトドネール(牛肉サンド)を食べ、
早足で小さなオトガルに向かう。
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