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お邪魔させてもらったお宅で朝食を頂き、
11時にはエフェソスを通るバスに乗る。
エフェソスはトルコ旅行で欠かせない遺跡のひとつだ。
イズミルからエフェソスまで約2.5時間。
バスは、走り出してから車掌が客席をまわって、
どこで降りるのかを一人一人に聞いていく。
目的地までの間で降りる人もいるからだ。
僕は「Efes'te ineceğim(エフェソスで降ります)」と言う。
エフェソスは通過地点なので、
ちゃんと言っていないと乗り過ごす可能性もある。
昼2時ごろにはエフェソス遺跡の入り口に到着。
やはり、この季節は団体観光客は多くは無い。
とはいっても日本の観光客も2組ほどすれ違った。
韓国や中国の観光客もいるのだが、
雰囲気とか服装とかでなんとなく判別できる。

日本の観光客はガイドの言うことによく聞いて、
まとまっている。韓国や中国のほうは
けっこう個人で好きなように動き回っている。・・・と、
エフェソスまで来て団体観光客の観察は無いか。
気を取り直して遺跡に集中。
有名なセルシウス図書館の前で写真を撮っていると、
日本語が後ろから聞こえてきた。
ガイドが話しているようだ。「はい皆さん、
ここでイズミル美人と記念撮影をしましょう。
図書館の入り口に見えるのが有名なイズミル美人ですよ。
あら、ちょっと邪魔な人がいますね」ここで気づいた。
僕が立っている場所がちょうど
記念撮影をするところだったようだ。
なんか率直な物言いにムッとしたが、黙って場所を動いた。
すると他の日本人観光客が「邪魔って無いやん、男前やん」
とか笑いながら言っている。
ここで2度目に気づいた。
どうも彼らは僕の事を日本人と思っていないらしい。
日本人ですけど、と言おうかとも思ったが、
まあいいかと気を取り直してその場を去った。
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