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2月半ば、いまだ肌寒い日が続く時期だが、
観光客もその分少ないだろうということで
僕はイスタンブールから長距離バスでイズミルに行き、
そこからエフェスや周辺の古代遺跡を見て周る計画をたてた。
ニルフェルというバス会社で
イスタンブール発イズミル行き夜九時出発の便に乗る。
片道40TL(3千円いかない位)だ。
夜出発にしたのは、宿泊代を少しでも浮かすためだ。
トルコの長距離バスは基本的に新しくて上等だ。
シートもいいし、車内サービスもある。チャイ、
コーヒーやお菓子などを無料で提供してくれる。
少し寒かったら、頼んで毛布も貸してくれる。
2、3時間に一度トイレ休憩
で停まる。トルコは非常に広大な国土を
縦横無尽に長距離バスが走っており、
個人旅行者にとってはとても使い勝手がよい。
ツアーでめぼしい所を行くのも勿論いいが、
ガイドブックにあまり大きく取り上げられていない
遺跡などに自分でバスを乗り継いで行くのもまたとても楽しい。
トルコ語が少しできるとなおいいが、
出来なくても簡単な英語はバス会社の人も基本的に
分かるので、特に問題はないだろう。
バスに乗って夜のイスタンブールを抜ける。
途中で車を載せて対岸に渡るフェリーに乗船。
2階は休憩所になっており、乗客
はそこでめいめいチャイを片手に談笑したり、
デッキで夜の冷たい風を浴びながら
対岸の町の灯りをボーっと眺めてたりする。
僕はバスで横の席になったおじさんと
休憩所でチャイを飲みながら、なぜか、
トルコで金を稼ぐのは大変だという話をしていた。
夜のアラバゲミスィ(フェリー)は
ゆっくりと波をかき分けながら
大都市イスタンブールを後にする。
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