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トルコはイスラム国だ。
これは否が応でも実感させられることになる。
なぜなら、日に5回、どこに居ようと
聞こえてくるエザーンがあるからだ。
エザーンというのは、敬虔なイスラム教徒に、
ジャーミーに来てアラーを崇拝せよと
呼びかける召集の歌なのだが、
独特の節で頭にこびり付いて離れない。
ジャーミー(イスラム教の会堂)は至る所にあって、
外で周りを見渡せば必ず目に入るほどだ。
イスラムというと日本ではイスラム過激派や
テロリストのイメージがあるが、
トルコのイスラム教徒たちは
至って普通の生活をし、善良で親切な人たちだ。
外国人やイスラム教徒でない人たちにも暖かい。
ここイスタンブールには様々な外国人が住んでおり、
もともとのトルコ人もオスマントルコ時代に
他の国と併合したりしたせいで、多種多様だ。
濃いアラブ顔の人もいればヨーロッパ系の人も居るし、
もっとアジアっぽい顔の人も居る。
ここは人種の坩堝なのだ。
僕も日本人と思われることがあまりなく、
しかもトルコ語を話すのでトルクメン人とか
カザフスタン人とかウイグル人とかに
間違われることがよくある。
いわゆるテュルク系民族と間違われるのだ。
日本でも顔が濃いと言われることがあったが、
何かトルコは自分にとって居心地がよく感じるのは、
大昔中央アジアから東と西に
分かれたのが日本人とトルコ系と
言われているのと関係があるのだろうか。
今トルコはEUに加盟すべく尽力しているらしいのだが、
トルコはれっきとしたアジア、
ヨーロッパ文明に対してアジア文明の
誇りを捨てないでほしいと願う。
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