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朝早く、ディディムのパークホテルを出て、
隣町ソケ行きのバスに乗る。途中で降車して、
ミレトスの遺跡に行く予定だ。
30分ほど走って、運転手が小さな村の一角でバスを停め、
ここで降りて、向こうの方向に歩いていけと言う。
それで、全荷物を持って降りその方向に向かう。
とても小さな村で、農耕機に乗って畑に向かうおじさんや、
野良犬がのどかな情景を作り出している。
ぼくは早朝の爽やかな空気を胸いっぱいに吸いながら、
うきうきした気持ちでミレトスに向かって歩く。
・・・だが、意外と遠い。荷物も結構重いので、
段々足取りが重くなる。
途中で荷物を降ろして小休憩しながら、
延々と続く畑道を歩く。
途中でまた別の小さな村を通り過ぎ、
さらに歩き続ける。6,7キロも歩いただろうか。
ようやく遠くにミレトスの遺跡が見えてきた。
少し気力が回復して、
少し大幅に歩きながらミレトスを目指す。
段々近づいてきて、あと何百メートルというところで、
突然道が冠水していた。
なんだこれ?近くの沼の水が溢れて
20メートルほど道が水に埋まっている。
これではミレトス遺跡に行けない。
ここまで歩いてきたのに引き返すなんてごめんだ。
とりあえず通りかかる車を待つことにし、近くの
石に腰掛けた。しばらく待っていると、
20分ほど後に運よくトラックが
通りかかったのですかさず乗せてもらう。
よかった。こうして何とかミレトス遺跡にたどり着いた。
けっこうな思いをして来ただけに、感慨もひとしおだ。
とりあえず、近くのロカンタで朝のチャイを一杯。
壮大な遺跡を目の前に、なんと気持ちよい朝だろう!
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